1.岡部市長の政治姿勢について

議会報告・2012年(H24)第1回定例会
2月28日(火)質問と答弁(全文)

一般質問と答弁

〇1番(岡村恵子)

 それでは、ただいまから一般質問を行わせていただきます。私の質問は、岡部市長の政治姿勢について、この1点に絞り、主に市長にお聞きいたします。

 1つ目に、新庁舎建設についてであります。昨年の12月議会には、市執行部計画の総合庁舎方式で現本庁舎跡地に建設する計画の補正予算が出されました。新庁舎のあり方につきましては、それまでに議員の間からはさまざまな意見が出されておりました。私どもも、田沼、葛生地区に支所のみ残して職員を1カ所にまとめてしまうやり方はその後の市民生活に支障がある、職員をしっかりと残すべきではないかと考え、意見を述べ、もっと議論すべきだと考えておりました。

 市執行部では、そういう中、9月議会では取りやめにした新庁舎建設関連の入っております補正予算が12月議会に出されてきたわけです。この補正予算の中の庁舎建設の部分を省いた、もっと議論すべきだ、この原案には賛成できないなどといった何人かの議員の方から補正予算修正案が出され、その賛否は同数のため議長裁決で否決、市執行部が出した原案について多数で可決となりました。その執行部計画の賛否の態度をめぐり、市長みずからが議員に賛成するよう働きかけをし、圧力とも言える動きをしたと、この議会中のさなかに、12月議会中のさなかに行われていたと聞いております。

 ここで市長にお聞きいたしますが、このように賛成するよう直接議員に働きかけをした事実はあったのでしょうか。あったのかなかったのか、明確にお答えください。もしそのようなことがあったとすれば市政をゆがめる重大問題であると考えますが、どうでしょうか、お尋ねいたします。

 それまで議会の中では、庁舎を1カ所にしてしまう総合庁舎方式を現本庁舎跡地につくることについてなど、特別委員会をつくり、さまざまな議論をしてきました。それは新庁舎建設問題は市民にとって後々の代まで市民生活に直接かかわる重要な案件として慎重に進めるべきであったからですし、68億円ものお金を使って建設するのですから、やはり慎重に検討するべきではなかったでしょうか。議会としても、市当局の計画についても議会の中では議論、意見集約をしていたわけです。また、同時に、他の議員の話によれば、市長は議員に立体駐車場は白紙に戻すと言って賛成させた事実があったと聞きますが、このことについてはどうでしょうか。あったのでしょうか、なかったのでしょうか。あったとすれば議員を賛成側に誘導した結果になったと考えます。どうでしょうか。

 次に、東仮庁舎プレハブの入札に関してであります。議会のほうに示された予定金額は、担当者に再び確認をとったのですが、初年度設置費も含む平成23年度分、11月から3月までで1億8,145万円、平成24年4月から平成27年の6月ごろまで、これは引っ越しが行われる間も入るということですが、39カ月のリース代として1億430万2,000円ということでした。そして、それら全体の予定価格を2億8,875万円として設定し、入札の結果、1億4,925万円、落札率は51.82ということでした。5社のうち2社が辞退、3社で入札を行った結果ということでした。その内訳としますと、賃借料4,515万円、これは全部で39カ月になりますので、1カ月のリース料はこれで計算しますと115万7,692円となります。また、組み立て費相当分8,358万円、解体費相当分2,089万5,000円、これで計1億4,962万5,000円となります。これらをホームページに公表しないのはなぜでしょうか。市民に公表する責務を市は持っているのではないでしょうか。圧力をかけてまで市の計画実行になぜ急がなければならなかったのでしょうか。

 2つ目に、市長に佐野インランドポート構想についてお聞きいたします。研究会の構想書とともに、市は平成24年4月からインランドポート推進室を立ち上げるとのことです。この構想書の最後の項の「今後の課題」として次のように述べております。「研究会では、佐野市におけるインランドポートの意義や役割を検討し、荷主を始めとする利害関係者へのヒアリングを中心とした利用ニーズの検討を踏まえて、佐野市の地域活性化に果たす役割とともに、インランドポートに求められる機能の詳細検討や需要量の概略推計、また環境負荷削減効果の推計等を行った。次いで、佐野市内における検討候補地を出流原地区に選定し、既存のインランド・デポの事例等も踏まえつつ、機能や役割、施設、設備、所要面積等、今後の基本計画策定の枠組みにかかわる基本的要件の検討を行い、シャーシプール等から成る4万8,000平米規模の施設配置イメージを描いた。本構想書は、このように佐野インランドポートの成立可能性を検討し、必要性と機能等の整備の方向性にかかわる基本的な枠組みを取りまとめたものである。今後は、本成果を踏まえて具体的な事業化に向けた検討を行うことになると考えられる。「事業化計画の検討」の項において整理しているように、施設規模の検討、事業採算性の検討、事業主体の設立、用地確保、事業計画区域の設定に始まり、関係施設整備から輸出入業務やコンテナ輸送の効率的な運営システムの実現に至るまでの詳細計画の策定はすべて今後の検討内容であり、数多くの課題がある」としております。

 実はここに構想書を持ってきております。これは昨年の12月23日にここにかかわりある事業者が地元の住民を集めて説明会、また懇談会を行ったときのもののようです。この構想書を見ますとかなり壮大なもので、ここに国道293号線がありますが、この県道山形寺岡線を挟んでかなり壮大な計画のようです。

 ここでお聞きいたしますが、今後市が立ち上げるインランドポート推進室はどんな動きになっていくのでしょうか。そして、平成24年度に盛られた予算1,219万2,000円をどのように使う予定なのかお聞きいたします。

 また、事業を進める場合、市のかかわり方はどのようになっていくのでしょうか、お聞きいたします。

 この構想書の中には、事業主体の検討として触れている部分があります。このようなものです。「なお、行政の関与を確保する一般的手法としては、各種支援措置に伴う許認可や、また監督権限を活用した指導・育成による手法と、経営権を確保し、直接的に意思決定に参加するための所要比率の出資、株式取得による手法が考えられる。具体的な支援方法や行政の関与方法については、今後の詳細検討が必要となると考えられる」としております。   また、研究会委員の指摘の中にこのような意見がありました。これは私も傍聴いたしましたが、傍聴者に配られた資料の中に入っておりましたが、「過去の数多くの例から、基本的に行政はこのような事業に介入すべきではない。民間に任せるべきであり、行政規模が小さい佐野市では負担が重過ぎる」という声がありました。これについてどう答えますか、お聞きいたします。

 また、市長は、前回、市長選のマニフェストに内陸コンテナターミナル、これはインランドポート同様でありますが、を掲げておりますが、今のやり方ですと推進ありきと言われても仕方がないのではないでしょうか、お聞きいたします。

 また、研究会の構想書の中で、建設予定地を出流原地区としております。地権者は六、七人と書かれております。この有力候補としているところ、またアクセス道路となり得るところ、土地を買い占めているA氏と呼びますが、株式会社がいると聞いておりますが、どんな状況になっているでしょうか。

 また、買い占めている人、A氏と市長とはどんな関係になっているのでしょうか、お尋ねいたします。

 さらにまた、A氏と株式会社との間で出流原地内で換地した部分があると聞きますが、面積、評価額等、どんな状況でしょうか。また、なぜ換地したのでしょうか。開発するのに有利にさせたということはないのでしょうか。そして、既に市がかかわっているとも言えるのではないでしょうか。

 3つ目に、生活道路整備に関してお聞きいたします。

 その1つ目として、公図と比較して他人の土地に市が側溝などをつくっているケースはありませんか。そして、その部分の固定資産税をいまだ徴収しているケースはありませんか、お聞きいたします。

 2つ目に、このようなケースがあった場合、撤去するのか、また用地買収をするのか、また要望がある場合など、何らかの事業とあわせて解決していくのでしょうか、見解を求めたいと思います。

 3つ目に、次に富岡町地内の2級105号線、犬伏140号線について車の往来できない部分があり、拡幅の要望を出しておりますが、早期解決をすべきではないでしょうか。過去に1度要望を出した経緯があり、その後さまざまな経過がありましたが、その後進まず、再び平成22年6月15日に地権者の2回目の同意を得て再度要望を出してまいりました。

 市のほうは、拡幅できない理由として、水路に側溝の水が入ると水路が下流であふれる可能性があるとできない理由を述べてきました。その後、上流の側溝の整備も進むために、今は財源のみということになっています。市は、できない理由にお金がないという理由を挙げています。ここの地域は犬伏小学校、また北中学校の通学路でもあります。子供たちが多く歩くところでもあります。早期に解決すべきではないでしょうか、見解をお聞きいたします。

 また、4つ目に、今年度の新設箇所づけになっているところ以外に箇所づけされていなくても事業をやったところはあるのでしょうか、ないのでしょうか。あったとすれば何カ所あるのでしょうか。あるとすれば、その予算はどこから出されたのでしょうか。

 さらに、市長にお聞きいたします。国民健康保険税についてであります。国民健康保険税について、市長が提出者となって、赤字を理由にした30.8%の値上げ案が国民健康保険運営協議会にかけられました。これは30.8%という大変な値上げ幅であったわけです。1世帯平均、年間で約4万8,900円の引き上げ、最高の世帯で18万5,200円、最低でも4,400円引き上げという案でありました。昨年12月から4回にわたり運営協議会の中で審議をしてきましたが、市民の生活状況を考えると大変厳しいとして16名が反対の態度をとり、圧倒的多数で否決いたしました。この否決を受け、市長は「残念である」という旨のコメントをしたと新聞報道でなされておりました。大変な負担増を市民にかけようとした市長の考えをお聞きいたします。そして、医者等も含め、16人が反対した事実を市長はどう重く受けとめておられるのでしょうか、お聞きしたいというふうに思います。

 この国民健康保険税は、今でも負担が重くのしかかっております。例えば3人世帯、平均世帯になるかと思いますが、給与収入300万円でも現在の税率で29万7,600円、約1割の負担がかけられております。この市民の立場を市長はどう考えているのでしょうか。市は再び値上げ案を出すとの考えを示しておりますが、市民は今でも限界であります。引き下げこそ求められると市長は考えないのでしょうか、お聞きいたします。

 一方、本市は差し押さえは県内断トツトップであります。1,521件、これは22年度の実績でありますが、県内でトップクラスという状況であります。こんなに市民をピンチに追い込んでいる。そして、2月1日号の広報に2面にわたる差し押さえの記事は異常だとの市民の声が上がっております。市長はどう考えますか。

 5つ目に、家庭児童相談員と女性相談員の充実を求めてきた件です。このことに関しても市長にお聞きいたします。以前の答弁でも「相談は深刻化している」、「困難な事例が増加している」との答弁でありました。今、全国的にも餓死状態などで発見される家族が相次いでおります。本市においても体制強化こそが求められているのではないでしょうか。来年度は充実されるのかお聞きしたいというふうに思います。来年度はどのような体制になるのでしょうか。家庭児童相談室運営事業費として予算書に盛られております。家庭における適正な児童の養育、その他、家庭児童福祉の向上を図るための相談、指導及び援助を行うというものでありますが、この予算も平成23年度は509万3,000円であったものが平成24年度252万2,000円、激減という状況であります。来年度の改めて体制はどうなっていくのか、そして、この市の体制が充実されるのかどうかお聞きいたしまして、1回目の質問といたします。

〇議長(荒井仁市) 当局の答弁を求めます。市長。

(市長 登壇)

〇市長(岡部正英) 岡村恵子議員の一般質問にお答えいたします。

 初めに、12月定例会において新庁舎建設に係る補正予算に賛成するよう議員に働きかけ、圧力とも言える動きをした事実があったのか、なかったのかとのご質問でございますけれども、そのような事実はございません。

 次に、立体駐車場は白紙に戻すと言って賛成させた事実があったのか、なかったのかとのご質問でございますが、そのような事実は一切ございません。立体駐車場につきましては、これまで本会議や議員全員協議会、議員懇談会におきまして、可能な限り平面駐車場の台数を確保してまいりたいと申し上げてまいりました。また、新庁舎の設計者が特定されましたら今後基本設計を進めてまいりますので、市民や議員の皆さんのご意見をできる限り反映してまいりたいと考えております。

 次に、佐野インランドポート構想について行政は介入すべきではない、負担が重過ぎるとの声があるが、また推進ありきではないかとのご質問でございますが、このインランドポート構想は、私が1期目の選挙でマニフェストに掲げておったところでございます。本市の高速交通都市としての優位性を最大限に生かした構想でございます。交流拠点都市実現のためには不可欠であると考えており、市長選立候補に際しましてマニフェストの中で明らかにさせていただきました。そして、昨年度から2年間にわたりまして大学の先生や、国、京浜港、各団体の皆様に研究、検討をお願いいたしました。過日その研究会から佐野インランドポート構想書として提出を受けましたので、今後はこの構想書を踏まえ、事業の実現化に向けた調査などを行うとともに、国を始めとする京浜港やその他関係機関と連携を図ってまいりたいと考えております。

 そのほかのご質問につきましては、担当部長のほうから答弁を申し上げます。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 次に、行政経営部長。

(行政経営部長 登壇)

〇行政経営部長(栗原 昇) 一般質問にお答えいたします。私からは、東仮庁舎のプレハブ入札をホームページ等で公表しないのはなぜか、市民に公表する責務を市は持っているのではないかにつきましてでございます。

 入札結果の公表方法ですが、建設工事及び測量・建設コンサルタント等業務委託につきましては、佐野市公共工事等の入札及び契約の公表に関する要綱の規定に基づきまして、契約検査課において閲覧による方法及びホームページによる方法で公表をしているところでございます。

 ご質問の東仮庁舎のプレハブにつきましては、物品の借り入れの入札に該当するわけでございますが、物品の借り入れ、物品の購入、業務委託等の入札につきましては、佐野市物品購入等の契約に係る入札結果公表要綱に基づきまして、入札を執行する担当課において閲覧という形で公表をしているところでございます。物品の借り入れ、物品の購入、業務委託等の入札結果につきましては、現在ホームページでの公表はしておりませんが、24年4月1日施行に向けて公表要綱を現在見直し中でありますので、その中でホームページへ公表できるようにする予定で今進めているところでございます。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 次に、総合政策部長。

(総合政策部長 登壇)

〇総合政策部長(飯塚 久) 一般質問にお答えいたします。

 初めに、インランドポート推進室立ち上げ後の方向性、予算につきましては、新年度からインランドポート推進室を設置しまして、研究会から提出されました構想書を踏まえ、実現化に向けた調査なども必要であると考えております。さらに、引き続き国や京浜港を始めとする関係機関との連携を図りながら、インランドポートの実現化の方策を検討してまいりたいと考えております。

 予算につきましては、予算の内訳でございますが、業務委託料として1,050万、報償金、旅費、使用料などで169万2,000円であり、合わせて1,219万2,000円でございます。

 次に、事業を進める場合の市のかかわり方につきましては、国や京浜港を始めとする関係機関との調整の推進役としてインランドポートの実現を図ってまいりたいと考えております。

 次に、差し押さえに対する市民の声についてでございますが、議員ご承知のように、栃木県内の市町の国保税収納率の平均は、平成20年度、平成21年度と2カ年続けて全国でワースト2位でございます。このような状況を踏まえ、5年前に県と市町との共同により栃木県地方税徴収特別対策室を設置し、徴収対策を強化し、収納率を向上させようということでスタートしたわけでございます。この結果、この5年間の中で対策室からノウハウを取得し、収納率低下に危機感を抱きながら滞納整理を行い、また事あるごとに議員の皆様からも収納対策に全力をとの強い要請もありまして、それを実施してきたことがこの数字になったと考えておりまして、本市の状況は特別でないと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 次に、都市建設部長。

(都市建設部長 登壇)

〇都市建設部長(出井孝志) 一般質問にお答えいたします。

 出流原地内で市道と換地した部分の面積評価額等どのような状況かにつきましては、公図と現況が一致していないような場合の対応といたしまして、所有者とその原因がどのようなものかを確認の上、寄附をいただいたり買収させていただいたり、敷地の交換といった手法によりまして是正をしているところがございます。

 次に、生活道路整備に関してでございますが、他人の土地に市が側溝などをつくっているケースはないのかにつきましては、側溝などが民有地に入っており、未買収であるケースは存在しております。埋設などをした経緯は、当時所有者に何らかの了解をいただき、整備したものが多いと考えております。

 次に、固定資産税をいまだに徴収しているケースはないかにつきましては、固定資産税が賦課されているケースがありますが、判明次第、可能なものについては非課税措置をとらせていただいているところでございます。   次に、こういった場合、撤去するのか、用地買収するか、何らかの事業とあわせて解決するのかについてですが、土地所有者と交渉し、所有権移転をしていただけるよう努めてまいります。

 次に、富岡町地内の市道2級105号線及び市道犬伏140号線の拡幅の要望についてでございますが、平成22年6月25日付で富岡町町会から道路改良の要望をいただいております。市といたしましては、当路線につきましては交通量も多く、重要な路線と認識しております。今後、事業実施に向け努力してまいりたいと考えております。

 次に、今年度箇所づけになっているところ以外に箇所づけされていなくても事業をやったところはあるのかにつきましては、市道道路改良の平成23年度箇所づけされた工事は13カ所ありました。その中で実施いたしましたのは12カ所でございます。箇所づけされた以外の工事は実施しておりません。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 次に、健康医療部長。

(健康医療部長 登壇)

〇健康医療部長(広瀬浩一) 一般質問にお答えいたします。

 国民健康保険税値上げ案が運営協議会で否決されたことを受け、大変な負担を市民にかけようとした市長の考えを聞きたい、16人が反対した事実をどう重く受けとめているかにつきましては、昨日、寺内議員の予算大綱質疑で市長がお答えいたしましたが、国保制度は構造的に多くの問題を抱えております。答申を重く受けとめ、本市としては引き続き国等に制度の改善、公費の拡充を求めていくとともに、本市の国保財政の健全化のため、国保税の収納率の向上や歳出削減のため、医療費の適正化にさらなる努力をいたしたいと考えております。

 次に、国保税は今でも負担が重くのしかかっている、市民の立場を市長はどう考えるか、引き下げこそ求められると考えないかにつきましては、国民健康保険は被保険者の相互扶助により成り立っている制度でありまして、給付と負担の公平を確保するため、加入者皆様に分担して負担をお願いしたいと考えます。医療の高度化や急速な高齢化による医療費の高騰が追い打ちをかけ、保険料の引き上げは避けて通れない現状であると思っております。所得の少ない方にも応分の負担をしていただかなければならないと考えております。引き下げについては、逼迫する財政事情からしますと難しい状況であると思います。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 最後に、こども福祉部長。

(こども福祉部長 登壇)
〇こども福祉部長(中野敏子) 一般質問にお答えいたします。

 家庭相談員、女性相談員の来年度の体制について、また充実させる考えにつきましては、来年度は家庭相談員1名、女性相談員1名の体制となる予定でございます。家庭相談員が1名減となりますが、家庭相談員、女性相談員のほか、母子自立支援員も含め、それぞれの相談員が専門性を持ちながら協力体制を強化するとともに、児童虐待通告等の困難な事例に対しましては、職員自身がさらに積極的に対応していくことにより、相談体制の充実を図ってまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 以上で当局の答弁は終わりました。 1番、岡村恵子議員。

(1番 岡村議員登壇)

〇1番(岡村恵子)

 それでは、再質問させていただきます。

 市長の政治姿勢について聞いてまいりました。具体的に通告したのですけれども、市長の答弁は大変避けた中身だった、通告どおりの答弁はいただいていないというふうに思います。重要な部分はすべて抜かした答弁でありました。

 また、新庁舎建設問題で一切議員に働きかけをしたことはないということを市長がおっしゃっておりました。そうしますと、私が議員から聞いた話というのは、複数の人から聞いておりますが、それは事実ではなかった、うそだったということになるのでしょうか。その辺、再度市長にお聞きしたいというふうに思います。

 私は今回の一般質問で、市長の政治姿勢がこれでいいのかというふうに思いまして、この1点に絞りまして質問させていただいたのですが、新庁舎問題でも今はなかったということは言っておりますけれども、ここまで本人は否定しておりますが、圧力をかけた事実、これは具体的に聞いておりますので、そしてまたこの大きなプロジェクト、それに対してどのような形で参加をしようとしているのかという点ですね。

 先ほど換地をした部分の質問をいたしました。これで見ますと、先ほど生活道路との関連で私は聞いたのですけれども、生活道路がやはり後回しになっているのではないかと感じたことがあるのです。それは富岡町の要望書の関連でも述べましたけれども、新規の箇所づけ以外のところはなかったというふうなご答弁でしたけれども、先ほどのご答弁ですと換地したところで用地買収もあったというご答弁でした。

 私は、その地域の登記簿謄本を取り寄せております。そういう点では、この中に抹消されている部分、この買った方がですね。そこから抹消された部分の25筆、これは23年5月6日受け付けで抹消になっているのです。ということは平成23年度ということで、先ほど新規箇所づけ以外はなかったというふうに言っていましたが、25筆あったのです。その中の全部は取り寄せられませんでしたけれども、佐野市に切りかわっているのです。それが登記簿を取り寄せる中でわかったことで、こういう点で見ますと、このインランドポート構想の中でアクセス道路に関してのところというのは、もう市が実際かかわってきているというふうにとらえることができるというふうに思っています。

 地元の説明ですと、先ほどA氏がつくっている株式会社という言い方をしましたけれども、その方が複数で説明に来まして、アクセス道路は自分が市に整備してやったのだと、市道ですから、そういう言い方をしたという話を聞きました。ということは、もう市はそのようなことでかかわってきているということなので、その辺改めて事実どうなのかお聞きしたいというふうに思っております。これはやはり今後のこのインランドポートにかかわる問題での大きなポイントになると思う。もう市はかかわっているし、そのようなやりとりをしているということになるというふうに思うのです。

 ですから、先ほど私が市長のほうに用地買収をしている人がいるということで、これも全部謄本を取り寄せればわかる話で、この計画地には同じ地権者がかなりもう用地を買っているわけです。それで道路に関してふぐあいのところについては佐野市とのやりとりで換地しているということがこれについても判明したということを言えるのではないかというふうに思います。

 ですから、そのインランドポートの推進室を立ち上げるということは推進ありきだということは、どうしてそのような指摘になるかというと、先ほど一千九百何万円の予算についてはさまざま検討していくのだということをおっしゃっていましたが、これはもう話としては進んでいるというふうに、地権者との関係ではそのように認識されると。これは市政としての重大問題ではないかというふうに私は思いました。その辺を再度市長の姿勢としてお聞きしたいというふうに思っております。ですから、庁舎建設ではそのようなことがなかったということと同時に、市のインランドポートの推進室の立ち上げ方、進め方についても、やはりそのようなことが読めるということなのです。その辺ぜひご答弁をお願いしたいと思います。

 庁舎建設の問題も、その賃借料、計算してみたら百十何万円ですよ。ですから、お金がかかるから、仮庁舎でかかるから早くつくらなくてはという、そういうことも雰囲気としてはあったと思うのですが、予定価格自体が51.何%ですから、どのような積算をしたのか、これもやはり大変疑問を持つところなのです。予定が2億8,000万円以上の金額ですよ。それが実際は毎月のリースというのは百十何万円で進んでいるということですから、その辺のやり方も大変不透明なやり方で進められたのではないかというふうに認識しております。ですから、今庁舎建設でもプロポーザルの報告がされました。それについてもやはり私たちはきちんと監視していかなければ、68億円の使い方にしても、これは本当に大変なことになっていくのではないかというふうに考えております。

 私が市長に政治姿勢の問題で重大な問題があるのではないかというふうにお聞きしたのは、そのように一方で話をいろんなことで進めながら、市民には国民健康保険税を30.8%も引き上げる、それから家庭児童相談員も、先ほどの答弁ですと減らすわけですよ。そういうことだとか、やっぱり許せないと、これは。市長のあり方として、また福祉切り捨てをやっているわけですよ。こういう中で今後もうでき上がったプロジェクトがやはり進んでいくという点では、改めて市長のほうにその辺の考え方、通告したとおりやはりご答弁していただきたいと。買い占めている人は市長とはどんな関係ですかと私は聞きました。お答えできないと思いますけれども、やはり市としての体制そのものがそのようなことになってきてしまっているのではないかというふうに思っています。その辺お聞きできればというふうに思います。

 ですから、その辺、都市建設部長の答弁でも新設箇所づけになっているところ以外の場所はなかったと。先ほどこれは言いましたけれども、なかったと言いましたよ。ですけれども、どうなのですか。出流原地内で換地したり用地買収したということ自体は、ですからこれはどこからお金が出たんですかというふうにお聞きしたいです。その辺を再度お答えしていただきたいと思います。

 2回目の質問といたします。

〇議長(荒井仁市) 当局の答弁を求めます。  市長。

(市長 登壇)

〇市長(岡部正英) 岡村議員の2回目の質問にお答えいたします。

 先ほど庁舎建設にかかわる補正予算に賛成した議員に圧力をかけたかどうかということでございますけれども、これは圧力はかけておりません。いろいろな面で意見交換はさせていただいておりますけれども、これはご本人の、議員自身のことでございますので、私は圧力をかけた覚えはございません。

 それから、佐野市が事業主体となっていることに、どう進めていくのかということでございますけれども、この質問でございますけれども、事業主体につきましては構想書の中でも今後の検討課題となっておりますので、今後調査検討を進めていく上で明確になるものと考えておるところでございます。

 それから、建設予定地の買い占めの状況というような関係というようなお話でございますけれども、このご質問の建設予定地は研究会において適正であると検討された土地であります。これは今後調査を進める中で明らかになるものと考えております。

 また、どのような関係かにつきましては、私のほうとしてはその内容については、また適地と検討される場所であり、どなたのことかわかりませんので、これはお答えできません。

 以上でございます。

〇議長(荒井仁市) 次に、都市建設部長。

(都市建設部長 登壇)

〇都市建設部長(出井孝志) 2回目の質問にお答えいたします。

 先ほど公図と現況が一致していないような場合の対応といたしまして、寄附をいただいたり買収させていただいたり、交換等といった手法によりまして是正をしていると。これにつきましては一般的な例として申し上げたことでございます。ですから、先ほど質問にあった部分について買収をしたということではございませんので、ご理解をいただきたいと思います。

 出流原町地内で市道が新設されたようだが、市の予算でやったのかということにつきましてですが、これにつきましては、市道赤見30号線のことかと思いますが、現況道路が民地上にあり、公図と合致していない状況を是正するため、敷地の交換をして道路法線を整形化したもので、土地所有者との協議により、工事費は土地所有者が負担いたしました。市からは支出はしておりません。また、用地買収についてもございませんでした。

 以上、答弁とさせていただきます。

(何事か呼ぶ者あり)

〇議長(荒井仁市) お静かにお願いします。

 以上で当局の答弁は終わりました。1番、岡村恵子議員。

(1番 岡村議員登壇)

〇1番(岡村恵子) 2回目の答弁をいただきました。先ほど都市建設部長の答弁でわからなかったのですけれども、一般的な例として言ったということでありますけれども、先ほど私が言ったのは、この登記簿に基づいて出流原地内でやはり市に実際かわっている、地権者がかわっているというところがあるということについて、もう一度具体的にお聞きしたいと。ですから、これは住民への説明の中で、自分が換地もしてあげて整備もしたのだという説明ですけれども、そうしますとやっぱりそういうことなのかと。そうしますと、この地域で市がもうそのように借りをつくっているというか、そういうことなわけですよ。かかわっているわけですよ。そういう点では、この事業全体にもう半分約束が取りつけられているのではないかというふうに想像されてもやむを得ないのではないかというふうに思うのです。ですから、インランドポート推進室というものを立ち上げるわけですから、それはもう検討どころではないと。それはいろんな手法だとか出てくる可能性があると思いますよ。第三セクター的に株式形式でやるのかとか、あるかというふうに思うのですが、しかし、この辺ではやはり警告もあるわけですよ。このような佐野市の規模で、先ほど言いましたけれども、これ全体がそのような地域ではないと先ほど市長がおっしゃったのは覚えています。例えば事業者がやる部分もあるわけです。それで市の力もかりてやる部分もあるという構想なわけです、事業者のほうの、それは市とのやりとりに今後なってくると、もう当てにされているということになるわけです、早く言えば。そういう点で、もうこういう推進室ですから検討どころではない、そのように進んでいくということがあり得ると。

 それから、先ほど都市建設部長のお話の中で、もう一度言いますけれども、一般的な例で話したということですが、改めてお聞きしますが、ではこの登記簿に載っております例えば出流原地内の155?20というところの、これはその場所ではありませんけれども、その中に共同担保ですから全部載っているわけです。連立して載っているのです。そのところに先ほど言った日程で抹消されている。それが佐野市になっているということの事実はどのように説明をするかということです。それをお聞きしたいというふうに思います。

 市長のほうにもぜひ、庁舎問題でも議員が判断したのだということで大変突き放した言い方をしたなというふうに思っております。それは確かにそうかもしれないですけれども、私は議員に質問しているのではなくて市長に、そのような庁舎建設問題で圧力的なものがあったのかどうかと市長に聞いているわけですから、その辺やはり再度、その辺はもう多分やっていないということでお答えでしょうから、それで一方で大変な住民負担をかけさせているということ自体、今後、予算大綱の中でも新規事業とかということで述べられておりまして、そのようなところに市の税金が持っていかれたら、ますます市民のいろんな負担は上がり、福祉もやっぱりできなくなるという状況になっていくというふうに思います。

 家庭児童相談員のことでも職員を減らすということ自体はぜひ撤回していただきたいというふうに思いますが、ぜひまた答弁をしていただきたいと思います。

〇議長(荒井仁市) 当局の答弁を求めます。 都市建設部長。

(都市建設部長 登壇)

〇都市建設部長(出井孝志) 3回目の質問にお答えいたします。

 先ほどもご答弁申し上げましたが、市道赤見30号線でございますが、この市道は縦断勾配が中だるみとなっており、降雨のたびに水たまりができ、円滑な車両の通行に支障を来している状況でございました。これらの是正と利用実態に合致した対応策を土地所有者より求められ、協議の上、道路敷地の交換という形で問題の解決を図ったものでございます。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 以上で当局の答弁は終わりました。 1番、岡村恵子議員。

(1番 岡村議員登壇)

〇1番(岡村恵子) さらに質問いたします。先ほど出流原地内での交換ということで地権者から求められたということでありますけれども、それは多分1人の人ではないかというふうに思うのですが。それで、この登記簿によりますと、その地権者については追加というところもありまして、これは市が例えば逆に交換ということであったところがないのか、それがどうなのかということです。市との関係で特定の地権者が今後の開発との関係で換地をしてきているということが、この公図の中に全部印をつけてみたのですが、色違いでやっておりますけれども、かなりのところが換地されていると。先ほど言いましたけれども、地権者から市に換地したところが25筆、それは23年度です。25筆ありました。そしてまた、追加ということですから、そのような形で追加されている。それは市の持ち物はなかったのかどうか。そういうことでは市と地権者の関係でこのような動きがもう既に出てきているということになるかと思います。その辺ぜひご答弁をお願いしたいというふうに思います。

 その辺が大変、例えば市長はこの事業についてはやはりもう引くに引けないところに来ているというふうに私は認識するのです。そのような状況にどんどん来ているのではないかというふうに思えるわけです。ですから、推進室ということで、その中で検討していくということですけれども、実際はもう違うと。もうそういう推進の方向にいかざるを得ないのだというふうに思うのです、マニフェストにも掲げているというふうに先ほどおっしゃっていましたので。その辺やはり市長に直接お聞きしたいのですけれども、もう推進室の中で検討していく状況ではないのではないかと思うのですが、その辺どうですか。

 それから、先ほど換地した部分というのは開発するのに大変有利にさせたところがあるのではないかというふうに思うのですが、その辺どうでしょうか。

 それから、またこのような事業が推進されれば、市民にこのような換地だとか開発するための、やはり事業者というのは購入してどこかに売ると。例えば土地を市に売るなんていうことになった場合は、市がやっぱりそれ以上の予算で購入する形になるわけです。そういうことがあり得るのかあり得ないのか、その辺ちょっとお聞きできればと思います。ですから、この問題というのは大変な利権の問題、利権の温床になってくる可能性があるというふうに指摘せざるを得ないのです。その辺ぜひまたご答弁をいただきたいというふうに思っています。

 それから、民有地に側溝とかがあっているところですけれども、先ほど何らかの了解を得たということですが、了解を得たところではないところもあるのではないですか。それで測量しなくてはわからないと言われているところもあります、実際。それが、富岡町の先ほど言った2級105号線、犬伏140号線のちょうど曲がり角のところが隅切りが広がっているのです。公図とは違うのです。それについては市に聞いたところ、測定をしてみなくてはわからない、広さが出ないと。ですから、これが同意を得たとは思えないのです。そのような場所があるのではないかというふうに思うのですが、その辺ぜひお聞きしたいというふうに思います。ご答弁よろしくお願いいたします。

〇議長(荒井仁市) 当局の答弁を求めます。 都市建設部長。

(都市建設部長 登壇)

〇都市建設部長(出井孝志) 4回目の質問にお答えいたします。

 先ほどの赤見30号線のことについてでございますが、これにつきましては地元の要望等がありますと同時に、道路管理者である市がその状況を是正したいと、そういう思いが一致したため、慎重に検討を重ね、実施したものでございます。

 また、民有地に側溝が入っているという問題でございますが、当時は、施工した当時におきましては何らかの了解を得たというふうに考えておりますが、それにつきましては把握していないところが多数あることは事実でございます。公図や登記簿を調べ、原因が、買収したが未登記なのか、相続ができず、工事の施工承諾書により施工したものか、開発行為によるもので市に移管していないのか、そういうことによりますので、まずは寄附をお願いしたり、改めて買収したり、対応は事案によって異なります。いずれにいたしましても、現在の所有者との話し合いによりまして対応させていただいております。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 次に、市長。

(市長 登壇)

〇市長(岡部正英) 岡村議員の4回目の質問にお答えいたします。

 このインランドポート構想は、私はもう十何年前、県議時代から佐野は交通の要衝としてすばらしいところだと、こういうことでこの受け皿をしっかりして今後この計画はやっていきたいと、こういうのはもう県議時代からの構想でございまして、私は市長に1期目で選挙時はマニフェストとして既に掲げておったわけでございます。それが今、北関が通り、そして国も国策として、震災があったり、いろんなことで交通の要衝として佐野はすばらしいと、こういう形になってきました。そんな関係から、昨年度から2年間にわたりましての大学の先生や、また国、京浜港に私も働きかけ、研究会も設置されました。そういう中でインランドポート構想書も提出されました。これからが正念場で始まるのであって、そういうお話ではなくて、これから佐野市を挙げて、佐野市がすばらしい構想の中で大きく夢と希望と潤いのあるまちづくり、発展するまち、それによって市民の皆さんにいろんな面で潤いがあるような形、そういうことで税収の面、雇用の面、いろいろ総合的に考えてのこれは構想でございますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上、答弁といたします。

〇議長(荒井仁市) 以上で当局の答弁は終わりました。1番、岡村恵子議員。

(1番 岡村議員登壇)

〇1番(岡村恵子) 済みません。家庭児童相談員のことが答弁漏れでしたので、ぜひ時間を延長してよろしくお願いします。

 それから、先ほど言ったのは特定の地権者とやりとりしているところが問題なのですよ。実はこの公図をもらった地元の方、きのう実はもらいに行ってきたのですが、12月23日に説明会があったと。これは事業者がそのような説明したわけですよ。市はどのように今後かかわってくるかということになるわけですけれども、そのときに自分たちがもとから使っていた道はつぶされていると言っているのですよ。公図にないので、つぶされてしまっている。どうしてくれるのだとまで言っていましたよ。それでいて先ほどのご答弁は、その公図に合わないから修正し直してあげているのだと。それは特定の人との関係でそのようにやっているわけですよ。ですから、その辺がやはり利権の温床になる可能性があると指摘せざるを得ないと。そこに問題があるのです。これは本当に今後の佐野市の大きな問題に広がらざるを得ない、そのように感じております。それは本当にそのようなことですから、単純に地権者とふぐあいだから交換をしたという問題ではありませんので、その辺さらにご答弁をしていただければと思います。その2点につきましてよろしくお願いします。

〇議長(荒井仁市) 当局の答弁を求めます。 都市建設部長。

(都市建設部長 登壇)

〇都市建設部長(出井孝志) 5回目の質問にお答えいたします。

 先ほどの市道赤見30号線につきましてですが、これにつきましては地元町会からも要望が出ております。それから、その内容につきましては、協議いたしましたところ是正に異議がないと。それを確認した上で実施したものでございます。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 次に、こども福祉部長。

(こども福祉部長 登壇)

〇こども福祉部長(中野敏子) 5回目の一般質問にお答えいたします。

 家庭相談員の件でございますが、先ほど答弁申し上げましたように、それぞれの相談員が専門性を持ちながら協力体制を強化するとともに、児童虐待通告等の困難な事例に対しましては、職員自身がさらに積極的に対応していくことにより相談体制の充実を図ってまいりたいと考えております。なお、その後、相談状況を見ながらまた検討してまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

〇議長(荒井仁市) 以上で当局の答弁は終わりました。 暫時休憩いたします。

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